歪み真珠

美的感覚とは嫌悪の集積である。

肌治療の記録 芽吹くとき


春は色々なものが芽吹く季節だからね、と漢方の先生に言われる。何が芽吹くのか。今まで苦い漢方を我慢して飲んだこととか、チョコレートやおかきを食べる回数を減らした『成果』が芽吹く……のなら嬉しいのだが、そうではないらしい。言葉通り、『吹き出物が』芽吹きやすくなる季節ということ。とほほ。
先生なりの励ましの言葉だと思うことにする。「だから、多少ニキビが出来ても気にせずにね、自分の食生活を責めずに、季節だからと思ってくれていいからね」と。お薬もこの1ヶ月だけ肌荒れがひどかったころのものに変えることとなった。この薬が一等苦いのだ。良薬は口に苦し。(1つ前のブログで、林檎嬢の歌詞を引用し、苦い毒、甘い薬と書いたのにこの無節操たるや…!)いつまでも苦い香りが残る。これを飲んでいた時期はオブラートに包んで服薬していた。今回は漢方歴も長く、慣れたこともありオブラートには包んでいない。うまく飲めないと大変苦しい思いをすることとなる。

漢方薬を飲むコツは、
①白湯で服薬すること
②先に白湯を口に含み、お薬を流し入れること
③鼻をつまむこと
この三つを守れば、あまり苦味を感じることなく服薬することができる。もし機会があれば実践くださいませ。

先生の予言通り、フェイスラインにニキビが数箇所できる。このあたりにできる吹き出物が一番きらいだ。まるで私が不摂生してるみたいじゃないか。頬周りにずっとあった赤みと白いぶつぶつは少し小さくなった。なかなか治らない頑固なものだったので、改善されて嬉しい。
ということで、「1.5歩進んで1歩下がる」よりかは前に進む数が大きくなり「2歩進んで1歩下がる」となった。欲張りなので、次にブログを書くときは「6歩進んで1歩下がる」になっていたい。お肌のためにもストレスなく過ごしたい。