歪み真珠

美的感覚とは嫌悪の集積である。

スクリーンタイムを減らすようにしている。今のところいい感じ。

スマホ脳を読み、スマホがますます手放せなくなってきている自分に危機感を感じ、スクリーンタイムを減らすよう行動している。マシュマロの実験で、大きな報酬を得ることを選択できる人であり続けたいと思ったから。

スマホをだらだらといじってしまう理由がわかると、「あ〜今私の脳はドーパミンがどばどば出てる状態なんですね〜」と自分の脳内を客観視することができる。この第三者的視線はやっぱり大切で、その意識があるとスルッとスマホから手が離せる。
具体的にスクリーンタイムを減らすためにしていることを書き出してみる。

①お休み時間モードを設定する
スマホの設定欄を見てみると、お休み時間モードというものがあった。いじってみると、設定した時刻になると画面がモノクロになる仕様になっている。スマホ脳にも画面をモノクロにするだけで脳への刺激が減って良いということが書いてあったので、22:30〜7:00までに設定する。その間、通知がくることもない。

②なるべくそばに置かない
とは言っても持ち運ばないわけにはいかないので、自宅にいるときそばに置かないようにしている。特に本を読んだり、何か集中して書き物をしたいとき。メモをとるのもノートとペンでしている。

③それぞれのアプリに制限時間を設ける
いくらでも時間がつぶせてしまうアプリに制限時間を設けた。TwitterInstagram楽天ROOMはそれぞれ15分15分20分にしている。ぼんやり眺めていると、あっという間に制限時間残り5分ですという通知が来る。

④1日のスマホ使用時間をトータルで2時間程度にする
これは心がけているだけ。彼とライン電話をするときやブログの下書きをするとき、調べ物をするときはこんな制限時間などはあまり役に立たない。けれど努力目標があることはポジティブな効果がある。

SNS系のアプリはスマホのメイン画面に置かない
ロックを解除してすぐに触れる場所に置かない。ひと手間ふた手間かかるところにアプリを移動させるだけでSNSを触る回数が減った。今までどれだけ目的なく、習慣的に画面をスクロールさせていたのかを痛感している。


こんな感じで何か特別なことをしているわけではないが、確実にスクリーンタイムは減っている。スクリーンタイムを減らすのに最も効果的だったのは物理的解決策である、②なるべくそばに置かないだった。自制心というものがあるはずなのに、この解決策が一番有効なのはなんとも哀しい話である。自宅で読書をするときは絶対に違う部屋に置くようにしている。

スクリーンタイムを減らしたことによる嬉しい効果は、夜自然に眠たくなる時間が早くなったということ。それと目の疲れも軽減した。
肌荒れもダイエットを妨げる突発的食欲も睡眠不足が原因のひとつであることは往々にしてある。心身のあらゆる不調の元凶になるのは、食生活の乱れ、運動不足、そして睡眠不足だ。小学生のころ学習した「健康三原則、運動、休養、食生活」はとても大事なことだったのだ。女性の関心が高いトピックといえば、『美容』であるが何か特別なことをするより、美容の根本である『健康』のために運動、休養、食生活の三つを整えていきたい。